9.正直な手紙 【ライティングの原則と心構え】

杉山です。

次にお話するのが、
「正直な手紙」という内容です。

これはどういうことかというと、
『書く文章は“正直な手紙”として書く』
ということです。

「ラブレターのように書く」に近い話ですが、
正直に自分の気持ちを全て書く必要がある
ということです。

コピーライティングで重要なものとして、
越えるべき3つの壁がありますが、
その中の「信じない」の壁を越えるには、
正直に書くことが何より重要です。

なぜなら、

ウソや隠し事をしたような文章というのは
多くの場合読み手にバレてしまいます。

例えハッキリとバレなくても、
どこか文章に違和感が出てしまうので、
「信頼性」という面では正直に話さないことが
不利に出てしまうのです。

それなら、始めから正直に、
素直に本心を語ってしまったほうが
読み手に「この人は正直だ」と思われ、
かえって有利に働きます。

ですから、

自分の弱さ、ずるさ、汚さ、悪さ、恥ずかしさといった
本当は他人に見せたくない、知られたくない部分を
あえてさらけ出す方が良いのです。

自分のみっともない部分を晒して下さい。

そうすればするほど、読み手はあなたを信用します。

これは勇気が要りますが重要な事です。

では、具体的にブログ記事やメルマガ、
セールスレターなどの文章で
何を書いたらよいかというと

  • 自分の過去の失敗談
  • 大恥をかいた話
  • 悪いことや犯罪に手を出した話
  • 自分の弱点・短所
  • 商品のデメリット・欠点
  • 下心(「自分が稼ぎたい、得したい」「自分が儲けるため」)

などです。

自分の過去の失敗談、大恥をかいた話、
悪いことをした話、自分の弱点・短所については、
特に読み手に共感してもらえるように書くと、
より反応が上がります。

ダメダメだったかつての自分と
読み手の感情が重なるように表現できると、
読んでもらいやすくなり信じてもらいやすくなります。

それから、

商品のデメリット・欠点は書きたがらない人が多く、
どうしても良いところだけを書いてしまいがちです。

セールスレターやレビュー記事では
メリットやベネフィットのみになっているものが
多く見受けられますが、
実はそれは反応を下げてしまっています。

完璧な商品、非の打ち所が全くない商品、
欠点が一つもない商品など、この世に存在しないことは
読み手・見込み客も重々承知しています。

ですから、

逆にデメリット・欠点が書かれていない
セールスレターを読むと、
何が欠点かわからず怖いですし、
販売ページや商品そのものが胡散臭くなるのです。

それなら、始めから堂々とメリットと同様に
デメリット・欠点も書いたほうが、
読み手である見込み客は安心できるのです。

安心して購入に至れるのです。

デメリット・欠点もできれば書きましょう。

また、下心もしっかりと伝えるべきです。

例えば、

「あなたに稼いでもらうためだけに販売しているのです」

というメッセージですと、
偽善者ぶった感じが出てしまい信用性が出ません。

それよりは、

「自分がまずは儲けたいんです」

というような正直な自分の気持ち・下心を
しっかりと語ったほうが、
信用性は格段にアップします。

なので、下心も隠さないで下さい。
その方が反応が取れます。

このように、
正直に自分の過去や気持ちを表現することは、
非常に抵抗を感じると思います。

時には辛い自分の体験を思い出し、
涙がポロポロこぼれ落ちながら
書くこともあるかもしれません。

しかし、文章を書く時には
そのように自分の感情が
揺さぶられてしまうぐらいが良いのです。

文章を書いているあなた自身が

喜び、悲しみ、怒り、楽しみ、辛み、苦しみ、
不安、恐れ、幸福、恨み、悔しさなど、

あらゆる感情を感じていれば、
それは読み手の感情も揺さぶりやすくなるということです。

必ず正直に書いて下さい。