12.量と質 【ライティングの原則と心構え】

杉山です。

次にお話しておきたいのが
「量と質」の関係です。

これは時折議論になることです。

「量と質ではどちらが大事か」

といった議論です。

ただこれは、結論から言ってしまえば
「どちらも大事」ですが、
「まず最初に大事なのは?」と聞かれればそれは
『量が大事』というのが答えになります。

これはどういうことかというと、

量と質のどちらも高めることが重要なのは
言うまでも無いことですが、
人が何か新しい技術やスキルを身に付けるときに、
まずできることは何なのか?

実は、そこがポイントになります。

当然、どんな分野においても
初心者の時代が誰しもにあるわけで、
その時にはその「質」というものは明らかに低いわけですし、
その「質」を高くすることは容易ではありません。

しかし、一方でその「量」というものはどうでしょうか?

「量」を高めることは意外に簡単だと思いませんか?

例えば、これから野球の
バッティング技術を上達させたいという時に、
そのバッティングの「質」を高めることは
簡単にはできませんよね。

すぐにはできないですよね?

つまり、バッティングの精度を
高くするということ、
それは難しいはずです。

しかし、一方で

その「量」を高めることはすぐにできます。

1日1000本打つとか、
1日5時間バットを振るとか、

そういった量をこなすことはできますよね。

確かに辛いですが、
どんな初心者でもやればこなせますよね。

結局のところ、

初心者が何かしらの技術やスキルを上達させるために
練習する時にできることというのは、
「量」を多くすることしかないわけです。

手段がそれしかないのです。

それは「コピーライティング」という分野でも
変わりありません。

コピーライティングも「量」をこなして下さい。

それは、『とにかくたくさん書く』ということです。

「質」を突然上げることはできません。

「量」をたくさんこなすことで、やがて「質」が上がります。

ですから、とにかく場数を踏むことです。

書くことです。

どうせ「質」というのは、
最初は高くすることはできないと思って
「量」を優先させてください。

「質」はそもそも高くないのですから、
完璧主義になる必要もありません。

時々、

完成されたもの、完璧なものを求めすぎて
書けなくなってしまう人がいますが、
それは良くありません。

100%、120%のコピーを完成させるために
じっくり時間をかけて書くより、
60%、70%のコピーを短時間でいくつも書いて下さい。

その方が早く上達します。

質を上げたかったら、
書いた後でその60%、70%のコピーを
編集すればいいのです。

まずはやってみることです。

たくさん経験してみることです。
量をこなすのです。

また、才能のせいにもしてはいけません。

コピーライティングに才能は関係ありません。
コピーライティングは文才とは関係ないものです。

今もしもあなたが

「コピーライティングが苦手です」
「文章を書くのが苦手です」
「コピーライティング向いてません」

と思っているとしたら、まずは以下のことを確認して下さい。

  • コピーライティングの正しい知識を学びましたか?
  • コピーライティングを実践してみましたか?
  • たくさん書いてきましたか?場数を踏んできましたか?

これらの質問にハッキリと「YES」と言えて、
それでもなお結果が出ていないのであれば、
あなたは本当に苦手なのかもしれません。
向いていないのかもしれません。

ですが、そうでないなら
あなたは単純に
「向いていない」「苦手」という思い込みを
してしまっているだけです。

勝手にそういった思い込みをしているだけです。

というのも、

「才能のせいにしてしまう人」のほとんどは、
そういった結論を出せるほど

正しい知識を十分に学んでいなかったり、
実際に書いてもいなかったり、
たいした実践量をこなしていなかったり
する場合が多いからです。

多くの場合、しっかりと勉強してもいないうちから、
やってもいないうちから、
量をこなしていないうちから

「私は苦手なんです」
「僕には向いていないんです」

と言ってしまっています。

しかし、その自己評価は正しくはないのです。

なので、とりあえず才能のせいにするのはやめてください。

正しい知識と適切な方法と十分な練習量があれば、
ほとんど全ての人は
コピーライティングを上達させられます。

もちろんそれによって十分な収益が得られます。

ですから、まずはどんどん書いてください。

簡単なことを数多くこなすこと。凡事徹底。

それが重要です。