5.ニュース性 【ベーシックライティング(基礎)】

杉山です。

次に紹介したいのが
『ニュース性』です。

こちらは、

「今までになかったコンセプトや今までになかった新しい要素を
文章の中に取り入れるテクニック」

です。

コピーに「新しさ」を入れることで
読み手に興味を持たせることができる方法です。

この「新しさ」というのは

商品自体を新しいコンセプトにしたり
新しいノウハウにすることでも良いですし、
古くからあるずっと変わりのないものの
表現を変えることで新しく見せるのでも構いません。

とにかく読み手に

「これは新しい」
「今までなかった」

と”思わせること”ができれば成功です。

 

例えそれが“本当に新しいものではなくても”です。

重要なのは、

「またこのパターンか」と読み手を失望させたり、
「つまらない」とがっかりさせてしまわないようにすること
です。

ただ、

「例えそれが“本当に新しいものではなくても”」と言っても、
これは「ウソをつけ」ということではありません。

決して「読み手を欺き、騙せ」ということではなく、
読み手が読んだ時に

“新しく感じる、新しく思えるように”

文章を書くということです。

それは具体的に言えば、

  • その商品の価値の切り口を変えたり、
  • 複数ある魅力のうちの別の魅力、
  • 今まで誰も打ち出してこなかったが
    実はずっと埋もれていて誰も気付かなかった魅力、

そういったものを明確に表現するということです。

それをして下さいということです。

なぜこうした「ニュース性」「新しさ」を
わざわざコピーに入れる必要があるのかというと、
人間は常に新しい物に価値を感じるものだからです。

そもそも人間というのは、
過去から未来に向かって生きているわけですが、
時の経過とともに我々人類の文明は進歩してきました。

人間の移動手段は歩行から馬、馬から車に変化しました。

さらに言えば、
飛行機や鉄道といったさらに速い移動手段が生まれました。

通信手段で言えば、
手紙から電話、電話からメールと変化しました。

その通信速度も昔に比べて飛躍的に進歩しました。

他の具体例を挙げれば枚挙に暇がありません。

このように、ほとんどすべてのモノは過去よりも現在、
現在よりも未来の方が優れているわけです。

そして、そのように人は感じるわけです。

つまり、

人は「以前のものより次は良いものである」
無意識に感じてしまうわけです。

それは言い換えればつまるところ、
人というのは

「新しいものは良いものである」

と感じてしまっているということです。

世の中にはそれを裏付ける例がいくつもあります。

例えばiPhoneです。

アップル社は頻繁に最新のiPhoneを発表して販売しています。

そしてその度に、その最新のiPhoneを購入するために
発売日にはお店の前に長蛇の列ができています。

多くの人が最新のiPhoneが
発売される度にそれを買っているのです。

ただ「最新のiPhone」といっても、
実際の所、それほど目新しい機能や魅力が
あるわけではありません。

今持っているiPhoneでも
十分に役に立っているのにも関わらず、
それでも多くの人が買い換えているのです。

その理由がまさに

「新しいものは良いもの」

という価値観が多くの人にあるからです。

 

「新しいもの」というのは
それだけで大きな魅力を放つのです。

他にもテレビゲームがそうです。

  • 「ドラゴンクエスト」
  • 「ファイナルファンタジー」
  • 「ポケットモンスター」
  • 「マリオカート」

など、

いわゆる「シリーズもの」というものが
ゲームの中にはたくさんあります。

このようなシリーズものは
「1」「2」「3」‥‥というように
何作も発売されていますが、
それらはリリースする度に売れるのです。

その内容に大きな変化が
あるわけではないのに、です。

これも結局

「次の作品はもっと良いものだ」

と心の中でお客さんが思っているからであって、
それゆえ買ってしまうのです。

「新しい」=「価値が高い、良い、優れている」

そんな認識を人は持っているのです。

もちろん、先ほど挙げた
「iPhone」や「テレビゲーム」の例のように
「リリースする度に売れる」という現象が、

単純に

「「新しいものは良いもの」という認識を
お客さんが持っているから」

とは言えません。

中には、その商品の熱烈なファンがいれば
その人は

「「コレクションしたい」という欲求が働いているから」

という理由が言えますし、

そもそも人には
「飽きる」という性質があります。

人が情報を得ようとしたり、
人が商品を買おうとする理由の1つには
「刺激が欲しいから」というものがあります。

たとえば、週刊誌やワイドショーでの
芸能人のゴシップネタでも
「くだらない」とは思いつつも、
思わず読んでしまったり見てしまったことは
誰にでもあると思います。

また、毎日のように流れてくる
ネットやテレビや新聞でのニュースも、
その多くは自分にとってそれほど重要ではないものばかりです。

しかし、そんなニュースでも毎日チェックしてしまうのは、
そこに少なからず“刺激があるから”なのです。

それは裏を返せば、
普段は

  • 「飽きている」
  • 「退屈だ」
  • 「刺激が足りない」
  • 「不満足だ」

というような気持ちを
人は持っているということなのです。

だから人は何かしらの刺激を求め、
ネットやテレビや新聞などの色んな媒体で
ニュースをチェックしたり、

たいして欲しくもないものでも
そこに「新しさ」があるだけで
新商品を買ってしまったりするのです。

「新商品」という文字があったら
思わず注目してしまい、
人によっては衝動買いをしてしまうこともあります。

それ自体全く欲しかったものではないのにです。

ニュースを毎日見ても飽きないのは、
その全てが新しいことで、
そこに刺激がいつもあるからです。

このように、

「ニュース性」というものがいかに人の好奇心を刺激し、
いかにそこに書かれてある情報や
販売している商品・サービスの興味をそそり、
いかにそれらの魅力を引き出すことにつながるのか。

それをご理解頂けたかと思います。

ですから、

この「ニュース性」というものを
必ずコピーに入れて下さい。

人は常に新しい情報、新しい商品を
欲しがっているのです。

だからこそ、

文章でその「新しさ」をしっかりと表現して伝え、
その新しい情報や新しい商品を提供してあげて下さい。

それだけで、あなたの文章は
何倍にも反応が取れる文章に変貌し、
最終的に大きな売上や利益につながるのです。

ニュース性」を表現する2つの方法

では、実際にどのように
「ニュース性」「新しさ」を表現すればいいのか。

その具体的な方法を伝授します。

その方法は主に2つあります。それがこちら。

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<「ニュース性」を表現する2つの方法>

  1. 新しさを表す単語を使う
  2. 情報、商品・サービスの価値の切り口を変える(視点を変更する)

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新しさを表す単語を使う

まず1つ目の「新しさを表す単語を使う」ですが、
こちらは例えば以下の様な新しさを表す単語を
単純に文章に含めていくということです。

「最新の」「斬新な」「次世代の」「新世紀の」「新時代の」「新機軸の」「ネオ」「前代未聞の」「新発表」「初公開」「暴露」「画期的な」「アメリカで流行の」「まだ誰もやっていない」「新開発」「最先端の」「型破りの」‥

この方法であれば今すぐにでも簡単に行えるので、
すぐにニュース性のあるコピーを書くことができます。

情報、商品・サービスの価値の切り口を変える(視点を変更する)

2つ目は

「情報、商品・サービスの価値の切り口を変える(視点を変更する)」

ということですが、

これはどのようなことかというと、

『その情報や商品・サービスに存在する複数ある価値の中で、別の価値をアピールする』

ということです。

例えば「コピーライティングを学べる教材」があったとして、
多くの人がこの商品を

「アフィリエイトで稼ぎたい人」

もしくは

「アフィリエイトで稼いでいる人」

に向けて売っているとします。

すると、その場合には
この教材の売り方として多くの人が

「この教材でコピーライティングを学べば
売れる文章が書けてアフィリエイトで稼げますよ」

という価値のアピールの仕方になるはずです。

まぁ、これはこれでいいのですが、
別にコピーライティングを活かせるのは
アフィリエイトだけではないはずです。

文章を使ってただ情報を伝えたり、
文章を使って商品やサービスを売る場面であれば
どこでも活用できます。

例えば小説家志望の人に向けて

「コピーライティングを学べば自分の書いた小説が
多くの読者に読まれ、より伝わる文章が書けるようになりますよ」

と言って、この教材を売ってもいいわけです。

あるいは開業した整体師の方に

「あなたの整骨院のホームページの文章を
この教材の手順に従って書くだけで、集客数が3倍になりますよ」

と伝えてこの教材を売ることもできますよね。

つまり、情報や商品・サービスの見せ方を変えるのです。

そもそも同じ情報、同じ商品、同じサービスでも
その価値というのは1つだけではありません。

細かく価値を細分化していけば無数に存在します。

その無数にある価値からどの価値を選択し、
どのようなターゲットに向けて
どのようなベネフィットを
どのような表現で伝えるのか。

 

それでいくらでも新しく見せることができるのです。

今までその業界で他のライバル達が
打ち出してこなかった価値なら、
読み手の目には新しく映るのです。

そのためには、大きくターゲットを変えたり、
大きくそのベネフィットを変える必要もありません。

ほんのちょっとだけ視点をずらすだけでもいいのです。

たとえば、

「このコピーライティング教材を学べば、
ブログもメルマガもセールスレターも反応が取れるようになります」

というコンセプトで売られていることが多かった教材を

「このコピーライティング教材はブログからのアクセスを
異常なまでにアップさせる“ブログ集客に特化したライティング教材”です」

と謳うだけでも、かなり新しい教材として認識されます。

これはただ活用する状況をあえて「ブログ」に制限して、
専門性を出しただけ
です。

このように、同じ商品でも

「誰に向けて」

「どのようなコンセプトで」

「どのようなベネフィットを」

「どのような表現で」

書くかによって、
読み手が受け取る印象はガラッと変わります。

印象がガラッと変わるということは、
それだけ新しく見えるということです。

こういった

「価値の切り口を変える」
「視点をずらす、変更する」

ということをしていって下さい。

そしてそれを文章で表現して下さい。

そうすればそのコピーには
「ニュース性」が自動的に組み込まれます。

今ある古臭いものや全く目新しくないものでも、
あなたの捉え方次第で、そしてあなたの文章次第で、
いかようにでも新しくすることができるのです。

それでは、実際に「ニュース性」を取り入れると
どのように文章が変わるのか、
その例文を紹介しましょう。

例えばこちらの例文

「このブルーベリーサプリメントは眼精疲労の改善が期待できるサプリメントです」

この例文に「ニュース性」を加えると

「このブルーベリーサプリメントは1粒のブルーベリーエキスが国内メーカーのものに比べ3倍も多く含まれていて、今年アメリカから初上陸した最新のブルーベリーサプリメントです。」

というようになります。

ここで重要なポイントは、
まずそもそも多くの人達の間で

「「ブルーベリーサプリメントは眼精疲労の人におすすめ」という認識がすでにある」

ということです。

今ではほとんどの人の頭の中に

「ブルーベリー」=「目に良い」

という認識があるので、

「ブルーベリーサプリは目に良いですよ」というベネフィットは、
今ではあまり興味を惹かれるものではありません。

つまり、それ自体もう
「ベネフィット」と呼べるものではなくなっています。

そこで、

「今まで日本にはなかったブルーベリーサプリがアメリカからやってきた。」

そして

「そのブルーベリーサプリの1粒あたりのエキスの含有量が日本の3倍」

とある。

その情報を強く押すことで
それが「ベネフィット」になり、同時に

「今年アメリカから初上陸したばっかりの最新のサプリ」

ということが「新しさ」「ニュース性」につながります。

そこを「ニュース性」として加えることで、
同じブルーベリーサプリメントという商品でも
非常に新しい印象を持たせることができます。

まるで、全く異なる商品と捉えられることができます。

それにより刺激的で興味をそそる商品に
変身させることができるのです。

このように「ニュース性」を
有効に文章に使ってみてください。