4.メッセージを繰り返す 【スタンダードライティング(標準)】

杉山です。

次にお話したいのが
『メッセージを繰り返す』ということです。

これは
「異なる言い方、言い回しで重要なメッセージは何度も語る」
ということです。

「読まない」と「信じない」の壁を超えるテクニックです。

書き手がコピーを書く時に意外と忘れがちなのが

  • 「読み手は100%読まない」
  • 「読んでもすぐに忘れる」
  • 「1度だけ読んでも覚えていない」

という事実です。

書き手は何かの情報を伝えたり、
商品を販売するために
コピーを一字一句すべて書き上げるので、
どこに何を書いたかを普通は覚えているはずです。

その時に、あなたはもしかしたら
「この話はさっき書いたからもう書かなくていいや」と思い、
1回しか書かないことがあるかもしれません。

あなたは「それでいい」と思うかもしれません。

ですが、

その内容がもしも非常に重要だった場合には
2
回、3回と書く必要があります。

というのも、
書き手がその内容を1回しか書かなければ、
読み手はそれを読まない可能性が非常に高いからです。

「お客さん(読み手)は100%読まない」

それがコピーライティングの大原則の1つでした。

つまり、お客さん(読み手)は
そのコピーをくまなく全て読むわけではないのです。

文章を100%は読まないということは、
読まない部分が必ずあるということです。

読み手は決して集中して全ての文章を読みません。

そのため、もしもあなたがコピーの中で
大事なことを1回しか語らなかった場合に、
その部分を読み手が読み飛ばしてしまう可能性は
十分にあるわけです。

実際にそのようになってしまったらどうなるでしょうか?

当然、あなたが特に伝えたいその大事な内容は
お客さん(読み手)には伝わらず、
その商品のベネフィット、価値、魅力が
伝わらない可能性が大いにあるのです。

最終的にはそれによって、
その商品の成約率、売上が下がることに
つながってしまうのです。

ですから、

あなたがお客さん(読み手)に
最も伝えたいメッセージ・主張は
繰り返し語る必要があるのです。

ただし、連続で同じ言葉で伝えても
読み手の心には響きません。

例えば、

「5月10日で販売終了です」

「5月10日で販売終了です」

「5月10日で販売終了です」

と連続して全く同じ言葉を書いても、
うっとうしいだけです。

そうではなく、

間を空けて異なる言葉で何度も伝えて下さい。

 

例えば

「5月10日で販売終了です」

「こちらの商品が買えるのは5月10日までになります」

「5月10日を過ぎてしまうと、あなたが成功できる可能性はガクンと下がります」

「5月10日を最後に、この商品を購入するチャンスは二度と訪れません」

というようなフレーズを
コピーの随所に散りばめることで、
お客さんは確実にそのメッセージを認識して理解してくれます。

特にその商品・情報の
「ベネフィット」や「希少性」といった重要なことは、
最低3回は繰り返し言葉を変えて伝えるべきです。

コピーというのは、
“それ”が全て読まれないことを
前提に書く必要があります。

言うまでもなく、
ここで言う“それ”とは「文章」のことです。

例え読み手にそこに書かれた文章の全てを読まれなくても、
それでもなお最大に反応が得られて、
最大の成約率・売上を叩き出せるように文章を書くべきなのです。

書き手は「読まれない」ということを見越して
コピーを書かなくてはならないのです。

それが「コピーを書く人の心構え」です。

ですから、常にあなたが
「この大事なメッセージ・主張は読まれないんだ」と思って、
コピーの中で何度も表現を変えて語って下さい。

コピーを書く以上、コピーで売上をあげる以上は、
そうしなくてはならないのです。

何度も何度も語っていれば、
どれかしらの文章に読み手の目が留まり、
それを読んでもらえて伝わります。

お客さん(読み手)の“読み飛ばし”を考慮した上で、
繰り返し伝えたい大切な内容は書いていって下さい。

それで反応が上がります。

また、

例え読み手はあなたのメッセージを読んでも
それを一回読んだだけでは信じません。

しかし、何度も同じメッセージを繰り返し
読んでもらえると、読み手は次第にそれを信じるようになります。

人間は明確な根拠が無くても
ずっと同じ事を言われていると
「それは正しい」と認識し始めるのです。

不思議なことですが、本当にそうです。

ですから、

単純に「読まれない」ことを考慮して
何度もメッセージを書くことも重要ですが、
それだけでなく、「信じられない」ことも考慮して
そうするべきなのです。

要するに、何度も主張は繰り返して
確実に「読ませる」こと。

そして、できるだけ「信じさせる」こと。

これが大切なのです。